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2008年10月に作成された投稿

2008/10/29

地デジ移行で放送局は乗り切れるのか?

なんか最近、TV番組がつまらないですねぇ。最近はどこのTV局も減益で四苦八苦しているようですが、まあ番組内容を見るとそれも仕方がない内容に思えてしまいます。

TVをつけると、大抵どこのチャンネルでもお笑いやバラエティ番組ばかりで、しかも最近のお笑い芸人は、変わった動きで笑いをとってみたり、一発芸的な笑いが多くて、入れ替わりも激くて、付いていけないし覚え切れません。まあ自分が歳を取ったという事かもしれませんが。しかし、ゴールデンタイムの視聴率低迷加減を見ていると、そう感じているのは私だけではないようですね。放送している番組の内容に関しては、上述のような「つまらなさ」が視聴率低迷の一因ではあると思いますが、やはり本質的には「視聴者の時間を占有するメディアである」ということがTV離れの大きな要因かなと思います。

80年代くらいでしょうか、アフター5という言葉がありました。仕事は5時に終わって、それからは自分の時間として自由に過ごすということらしいです。まあ大抵は飲みに行くとからしいですが。「らしい」と付けたのは、私の実体験ではないからです。そのような生活ができていた時代には、6時頃には帰宅して、テレビを見ながらゆっくり過ごす時間があったのかもしれません。しかし、今やそんな早い時間に帰宅できる人は少ないのではないでしょうか。そもそもテレビを見ている時間がありません。

また、高度に進んだ情報化で、人が欲求する情報伝達の速度が飛躍的に向上しています。昔は、たとえば仕事などで技術的な情報を得るにしても、紙の文献しかなく、図書館とか、論文であれば学会などに連絡して取り寄せたり。それはもう、1週間とかのオーダーで情報収集していたと思います。それが今や、インターネットや大容量記録媒体の発達で、大抵のことは即座に調べることができます。

そのような状況において、テレビはやはり「遅すぎる」と思います。1時間の情報番組では、結論が分かるには1時間かかります。ニュースなどでは、自分が得たい情報がいつ流れるか、またそもそも流れるかどうかを虎視眈々とチェックしていなければなりません。このような目的にはテレビは圧倒的に不利でしょう。最近、クイズ番組などでは問題を出してから延々と回答を引っ張って引っ張って、CMを入れたりあの手この手で番組の最後に解答を紹介したりします。しかし私は我慢できずにネットで答えを検索してしまいます。当然、ものの10秒で答えがわかり、テレビがつまらなくなって消してしまいます。テレビがこれからも有意に存続したいのであれば、今の時代での得手不得手や特徴をよく踏まえた番組作りが必要なのではないでしょうか。

さて、TV放送は2011年7月には地上波がデジタル放送に完全移行となるようです。ここでは、上述の情報伝達に関してもっと切実な問題が浮上してくると思います。それは、録画問題です。先に述べたようなTVメディアの不便さを解消する1つの方法が録画だと私は考えています。情報番組やバラエティなど、とりあえず録画しておいて、あとで自分が見たいところだけを拾い見することができるからです。番組が放送されてから見るまでにはタイムラグができますが、それにしてもTVの欠点を補う大きなアドバンテージだと思います。

しかしながら、これが視聴者に過度に進むとCMという概念が成り立たなくなります。実際、ここ最近の減益は録画による視聴が視聴率に含まれないのが一因とも言われています。いまのところTV局はCM収入が大きな収益の柱ですから、これはTV局のビジネスモデルを変えざるを得ないことになるのではないかと考えています。

そして、さらに問題なことに、地デジにはコピー制限という機能をつけてしまいました。これは、TVの欠点を補ってくれるはずの録画視聴の自由度を制限するものです。ネットや携帯など他の媒体を活用している今どきの人々が、コピーも伝達もきかないメディアを受け入れられるでしょうか。これでは、やはりTV局の未来は暗いと思えてなりません。

地デジ移行の話しが出始めたころから、漠然とこんなことを考えていたのですが、状況がほとんど変わらないまま、ただダラダラと来てしまっている気がします。私は現状の地デジ方式には反対ですが、子供の頃は好きな番組もありましたし、TVそのものが嫌いというわけではありません。TV業界にももっと頑張ってほしいと思っています。そのためには、TV業界関係者の方々は、そろそろ本気になって対策を打ち出すべきではないでしょうか。

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2008/10/20

DACユニット完成

ここ数日は暖かい日が続いていて、過ごしやすい気候です。休日には散歩なんかをするのにちょうど良い天気だったりします。ずっとこんな天気が続けばよいのですが。

08101901 さて、フルエンシーDACの製作ディスクリートヘッドホンアンプの製作を紹介しましたが、これらを合体させ、DACユニットとして完成しました。ガラクタ棚をあさったら出てきたB5版の本くらいの大きさのケースと、近所のホームセンターで売っていたトランスやら万能基板やらを最大限活用して製作しました。このトランスと基板は、小学生の夏休みの工作向けのようですが、今回手ごろなサイズだったので使ってみました。これだけ最大限に活用してあげれば、部品たちもきっと本望でしょう(笑)。

08101902 ヘッドホンアンプ基板の拡大図です。キャンタイプトランジスタがイカしてます(古い表現ですいません)。コンデンサは、若松通商で売っている、東信工業というメーカーの音響用ハイグレードアルミ電解コンデンサを使ってみました。今回の回路では基本的に信号経路にコンデンサは入っていませんが、トランジスタ動作点でのACバイパス的用途で使っています。はっきりいって高い!ですが、いかにも音が良さそうな輝きを放っています。

またトランジスタは再利用等ができるように、ICピンソケットをバラしたものを使って固定しています。これの取り付けには結構苦労しました。まあしかし、いざ差し替えとなると、簡単に引っこ抜けるのは想像以上に便利です。特性が近いトランジスタを色々差し替えて、音質を楽しむのも良いかもしれません。

さて、組み上げて試運転。電源を入れていきなり「ブーン」とハム音が…。回路や配線を再確認しても問題なさそう。オシロで色々当たっていると、電源のリプルが大きいようです。どうやら電源の負荷が増えてきて、レギュレーション範囲を超えてしまったようです。

対策として、電源の平滑コンデンサを1000μF→2700μFに変更。そして安定化に使っていた3端子レギュレータを低ドロップタイプに変更。これは7805、7905をそれぞれ、ナショセミのLM2940、LM2990というものに変更しました。これでハム音は綺麗さっぱり消えてくれました。細かくチェックすると、安定化後でも20mVくらいのリプルが乗ってしまっているようですが、音声出力には影響しないようなので、良しとしました。

というわけで、やっと試聴となりました。音質は前回書いた通り、かなり分解能の高い鳴りです。また、ブレッドボードでの実験ではヘッドホンアンプのACバイパスコンデンサに容量少な目のものを使っていたのですが、今回正規の容量のハイグレードもので動作させたことにより、低音の量感が増している気がします。ハイグレードコンデンサの効果でしょうか。

フルエンシー型のため高域は少なめですが、中高域はしっかり出ているので、女性ボーカルやクラシックなどを聴くには好適です。また本格的なヘッドホンアンプをつけたので、ハイインピーダンスなヘッドホンも余裕でドライブできます。総合的には、なかなか良いものができたと思います。これから時間をかけてしっかりと聞き込んでみようと思います。

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2008/10/13

キャンタイプトランジスタでディスクリートヘッドホンアンプ製作

寒くなってきましたねぇ。ちょっと前まで暑い暑いと言っていたのが嘘のようです。かくいう私も、寝るときは毛布を出してきたりして、秋冬の準備開始です。

さてタイトルの件、先日紹介したフルエンシーDACの製作の勢いに乗って作ってみようと頑張ってみました。以前から作りたいなーと思いつつ、取っ掛かりがないためなかなか出来ていませんでした。しかし、「昔の部品でラジオを作る」シリーズの勉強がてら購入した「定本 トランジスタ回路の設計」(CQ出版社)という本に、色々と面白そうな回路が載っていました。そしてDACを作ったからには良い音質でヘッドホンを鳴らしたいなと。

というわけで、まずは回路を選定。巷ではダイヤモンドバッファが人気のようですが、私はどうも好きになれません。負帰還が掛けにくい構造のため、使う素子の特性が出やすく、音がお決まりになりがちです。もちろん、そういう違いを楽しみたい人にはいいのかもしれませんが。またOPアンプ+プッシュプルTrバッファという構成もよく目にします。しかしこれも、増幅回路の大切な機能である利得と帰還をOPアンプにやってもらってるわけで、これってディスクリートっていうの?という疑問が…。

08101301 そんなモヤモヤを持ちながら、先ほどの本を色々調べていたら、丁度手ごろな回路がありました。「低雑音増幅回路」という名前で紹介されていますが、Tr2段で増幅、そのあとプッシュプルのエミッタフォロアで電流増幅となっています。これはなかなか面白そうです。本の回路を少し改良したものを図に紹介します。あいかわらず手書きですいません。

さてこの回路、特徴としては、ご覧のように負帰還がかかっているので、諸特性が非常によくなります。周波数特性、歪率等、一般的なプッシュプル回路よりも良好になりそうです。しかしマニアックに負帰還を嫌っている人には向かない回路かもしれません。まあしかし、まずは作って、音を聞いてみて欲しいものです。

08101302 また今回使ったトランジスタにもこだわりがあります。レガシーなエッセンスを加えるのが好きなので、今回はキャンタイプのトランジスタをこだわって使ってみました。初段の2SC984と2段目の2SA565は、某オーディオ界の大家(たいか)が好んで使っていたようで、密かに人気がある石のようです。ちなみにこの2つはコンプリメンタルですが、今回の回路ではコンプリである必要はありません。

また、プッシュプルで使っている2SA497と2SC497は、特に有名というわけではないのですが、トランジスタ規格表と近所の部品屋の在庫リストを首っ引きでチェックして見つけた逸品(?)です。きっと良い音で鳴ってくれるでしょう。(ほんとか?)

というわけでブレッドボードで実験。始めは2SC1815と2SA1015を使って予備実験。貴重なトランジスタを壊したくないですから。とりあえず音が出るとこまで行くと、これが結構いい音質で鳴る。オシロで特性を見てると発振していたので、2段目のトランジスタに発振止めのコンデンサを追加しました。さて、一通り動作するところまで確認して、いよいよキャンタイプトランジスタのお出まし。写真の状態になりました。

やはり古いデバイスなので、正直大丈夫か?と心配していたのですが、そんなのも吹っ飛びました。超音質がイイです。DAC基板についていた4580の出力から、さらに一皮むけた感じの繊細な音質です。これはいい。まず情報量が豊富になった感じがします。また、こっちの音質を聞いてから4580に戻ると、どうも音が歪っぽく聞こえ、低域の量感も不足する感じです。電力駆動が必要なアンプには、餅は餅屋というか、それなりに電流の流せるトランジスタ回路が有効なようですね。

08101303 ちなみに、DAC基板のほうはケースに格納して、こんな感じになっています。OPアンプはJRCの5532に換装済みです。ここから音声信号と電源をワニ口で取り出しています。回路も決まったし、不足している部品が集まり次第組み立てようと思います。

この回路では、特殊な部品などは使っていないので、トランジスタも一般的なものなら多少の定数変更で動作すると思います。皆さんもお気に入りのトランジスタを見つけて、この回路で聞いてみてはいかがでしょうか。

※注意事項
本回路では出力のカップリングコンデンサ省略しています。これはメモ書きにもあるように、ゼロ点を半固定抵抗で調整することで、DC直結としています。し かしながら、このやり方は調整に失敗すると大切なヘッドホンにDCを印加し壊してしまう危険性があります。製作する場合には十分注意してください。本回路 により生じた損害の補償等には応じられませんので、あくまで自己責任で実験してください。

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2008/10/07

10月突入

いつのまにかもう10月なのですね。すっかり忘れてました。仕事では論文作成なんかでいそがしくて、10月になっても一杯一杯な感じが続いていましたが、やっと一段落。しかしまた色々とイベントが…。

先週の土曜日は近くの都市で、結構大きな花火大会がありました。というとどこに住んでるか特定されそうですが。この花火大会は、競技会という位置付けになっているもので、花火職人な人々のアピールの場でもあるようです。そのため、全国津々浦々の花火師が集まってきまして、かなりレベルが高い大会となっています。

最近写真を撮る暇もなかなかない状態でいた私は、早速中版カメラ(マミヤプレスの6x9)を担いで撮りにいってきました。フィルムなので現像があがるまでもう少しかかります。上がってきたら、ここでまた紹介したいと思います。

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