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2009/01/19

SACDプレーヤ購入

今年ももう半月が過ぎ、年始の気分も終わって平常な生活に戻りつつあります。先週は冷え込みが厳しくて、朝晩の通勤では手がかじかむくらいの寒さでした。早く暖かくなって欲しいなぁ。

さて、先日の記事の続きです。実は顛末はまだ続いておりまして(といっても別にオチがあるわけではありませんが)、さらにアイテムが増えました。前の記事でもチラっと書いたとおり、私のオーディオ環境にはSACD再生環境がないのです。以前から興味はあったのですが、SACDのラインナップを見ていても、高価なSACDプレーヤの購入を後押ししてくれるほどの思い入れのあるアーティストさんもいなく、躊躇していました。しかし今回SuaraさんのCDを聞くにつけ、ついに買い時かなぁと考えるようになりまして、機種を含め選定に入りました。

SACDプレーヤは、通常の音楽CDプレーヤの上位機種であることが多く、値段も最低5~6万円以上、数十万円というのもザラです。これはなかなか手がでないなぁと更にネットを検索していると、パイオニアのユニバーサルプレーヤでSACDを再生可能な機種があることが判明。これは見落としていました。現行機種ではDV-800AVとDV-610AVがあります。スペック的に見ると、ユニバーサルプレーヤなのでDVDや動画ファイルをPCで書き込んだDVD-Rの再生、画像ファイルのビューアなど、BD以外のほぼ全ての12cm光メディアの再生、そしてDV-610AVではUSB端子がついていてCDからのリッピングがこれ単体でできてしまうなど、至れり尽くせりの機能てんこ盛りな感じです。

さて、他のメーカなどを探しても金銭的に折り合う機種がなく、800AVと610AVのどちらにしようか、ということになったのですが、USB機能は結構捨てがたいなぁと思いつつカタログを色々調査。価格は800AVが\30000前後、610AVが\13000前後。610AVのコストパフォーマンスはすごいですね。ということで610AVに決定しようかな、というところまで行ったのですがここでちょっと引っかかることが。アナログ出力に使われているDACについてです。

800AVはTI(Texas Instruments)のPCM1796というDACを使っています。一方610AVはネット情報からTIのPCM1742を使っているようです。これらのデータシートはTI社のHPで見ることができます。分解能はどちらも192kHz/24bitなのですが、SNR(いわゆるS/N比)はPCM1796が123dB、PCM1742は106dBとなっています。D-A変換する際のダイナミックレンジとして、ざっくりと1bitあたり6dBという理論値の計算ができるのですが、S/N106dBというと17bit以下の情報はノイズに埋もれてしまうということになります。一方PCM1796は少なくとも20bit以上の情報は得られそうです。

そしてさらに見ると、PCM1742はDSD入力インターフェイスがないのです。これはつまり、610AVはDAC以前でソフトウェア的にDSDストリーム→PCM変換を行い、これをDACでアナログ変換しているということになります。DSDというのは、⊿Σ(デルタシグマ)方式A-D変換の原理を応用した記録方式なので、できればそれをDSD入力のあるDACでダイレクトにD-A変換したいところです。いったんPCM変換を経由した場合には、音質的にどうなんだろう、という心配が出てきます。

この辺を考えた結果、音にこだわる自分としてはちょっと値は張りますが800AVを購入することにしました。

09011901 というわけでやってきました800AV。Webでの写真で見るとちゃっちく見えてましたが、実物は意外と高級な感じで結構気に入っています。

性能等ですが、DVD等の動画再生については、まあ値段相応というか、一般的な画質だと思います。しかし、プログレッシブ出力をしたときにインターレースのコーミングが目に付くことがあります。この辺は設定である程度回避できるのでそれほど問題にならないでしょう。

そして肝心の音質ですが、音に関しては非常に満足の行く音質です。DACの性能をほぼ使い切っている感じで、この価格帯とは思えない分解能の高い音質で再生してくれます。SACDの再生では、素人の私でも明らかに分かるくらい音場感、リアリティのある音で再生されます。これはすごい!

というわけで、かなりお買い得な買い物ができたかなぁと思います。実は前回の記事からさらにSuaraさんのSACDを2枚ほど購入したのですが、その辺の感想も含めた音質の話を次回書きたいと思います。

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コメント

SACDで聴くとジャンルなんかどうでも良くなりますよ。JAZZもCLASSICもROCKもSoulも良いものを良い音で聴くとこんなに感動するのか!です。素晴らしい音楽ライフを

投稿: 俊男 | 2009/01/20 19:15

俊男さんコメントありがとうございます。
そうなんですよね。もっと違うジャンルも聞いてみたいなぁと只今物色中です。いままであまり興味のなかった分野を知るにはSACDは本当に高いポテンシャルを持っていると思います。
機会がありましたらオススメのタイトルなども教えて下さい。

投稿: ぽあろ | 2009/01/25 22:22

ソニーの格安プレーヤーSCD-XE600を持っています。
これをAVアンプに繋ぎでSACDマルチで聞いています。
他にもSACDプレーヤー持っています。
SACDは日本ではほとんど普及しませんでしたね。
価格が高いのとデジタル出力ができないって間抜けな仕様の為だと思います。
でも結局売れないのでSHM-CD,Blu-spec CDなどを出していますが、安くないし微妙な感じです。


投稿: たぬき | 2010/02/23 19:37

たぬきさん、はじめまして。
SACD、普及してないですね。おっしゃるとおり高いコストをかける割りに、それほど使い勝手がよくないです。
DSDストリームのデジタル出力は、HDMI限定で出力できるようになりつつありますが、HDMI機器販売にはライセンシーが必要で、どうしても高額になります。売り手の思惑が強すぎる気がします。DATが普及しなかった事が思い出されてしまいます。
DVD-Audioも消え去ってしまい、今はSACDで堪えつつ、高音質フォーマットのダウンロード音源が出ないかな~と期待していますが、そもそも今のご時勢、高音質が求められていないのかもしれませんね。

投稿: ぽあろ | 2010/02/26 02:01

携帯オーディオの普及があるとおもいます。
レートを落としてでも沢山入れたいのが人情です。
しかし驚きです。あの小さな本体にCD数十枚分の音楽、写真、動画が入ります。一部機種ではワンセグテレビ、ゲーム、ラジオ、歌詞表示、ノイズキャンセラなんかもついています。
音楽はいつでもネットでダウンロードしても買えます。
高音質は必要ない人も多いと思います。
まー、外で聞くならそんなに高音質は必要ないのかもしれません。
CDを借りて(レンタル、友だち・・・)どんどんコピーするようになってはCDが売れません。
コピーができないSACDはどうでもいいのかもしれません。
ヨーロッパはハイブリッドでだすことも多いのですが日本はほとんどないですね。
クラシックはマルチで聴くと楽しいです。
「ダントーネの四季」等
中島みゆきのSACDマルチは分離しすぎていて(高いシステムが必要?)残念ながら間抜けな感じでした。(ヤマハ及びソニー浜松工場でも調べてもらいましたが正常とのこと)
ただしSACDステレオだとすごくよく聞こえます。

投稿: たぬき | 2010/02/26 18:09

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