今週の週末は天気が悪かったですねぇ。せっかく紅葉でも撮りにいこうかと思っていたのですが、全然いけませんでした。街中を車で走っていても、街路樹が色づきはじめてきていて、目を奪われてしまいます。来週は晴れるといいんですが。
さて、先日の記事でミノックスLXを入手した話を書きましたが、早速使い始めています。まずは近所の風景や室内なんかを撮ってみたのですが、とりあえず本体の故障とかもなく正常に動作しているようです。
そして、入手できたフィルムがモノクロのフィルムだったので、撮ったフィルムの現像をどうしようかなぁと考えていたのですが、近所のラボでは当然×。全国的に探しても、モノクロのミノックスフィルムを現像してくれるラボはそうそうなく、自家現像でなんとか行けないかなぁと色々悩んでいました。そして、なんとか行けそうな方法を考えたので、ここで紹介したいと思います。
私の場合、以前に35mmネガのフィルム現像をしたことがあったので、LPLのフィルム現像タンクを持っています。これになんとかミノックスフィルムを詰め込めないかと考えて、写真のようなものを作ってみました。
100円ショップでクリアファイルを買ってきて、下の写真のようにカッターで切り抜きます。で、これを寄木細工のように組み合わせると、こんな感じのネガホルダが出来ます。
中に巻かさっているのはミノックスフィルムを模した紙です。こんな感じでフィルムを巻くのを想定しました。
ポイントは、フィルムを入れるスリットを直線的に切るのではなく、丸みをつけて切ります。まっすぐに切ってしまうと、フィルムを入れたときにフィルム表面と接触してしまい、現像ムラの原因となります。丸みをつけることで、フィルムの端を保持するようになります。
また、スリットは回転方向に少しづつずれていくように(組み合わせたときに、スリットの位置をつなげると、渦巻きになるように)作ると、フィルムを装てんするときに楽に入れられます。
切り抜けたら早速組み合わせて、形が安定するように外周に針金を巻いておくといいと思います。あと、ミノックスフィルムは35枚撮りでは長さが60cm程度になるのですが、この長さがちゃんと装てんできるか確認しておきましょう。
完成して現像タンクにセットすると、こんな感じになります。
ここまでできたら、あとはフィルムとタンク、作ったホルダ一式をダークバックに入れて、手探りでフィルムをセットします。
さて、ここが難関なのですが、フィルムを綺麗に渦巻き状にセットするのが結構難しいです。予め紙テープなどで装てんの練習をしておくか、またはフィルムを入れるスリットの上に渦巻き状にガイドを付けておくのがいいかもしれません。
うまく装てんできたら、あとは通常通り現像するだけです。高さを低く作って2段にして入れれば、2本同時に現像することもできそうですね。
というわけで、なんとか現像できました。左の写真は乾燥中の写真です。
こうしてみると、像面は本当に小さいですね。ツメの先くらいのサイズしかありません。しかも私の場合、撮り始め、終わりの両方ともコマに光がカブっていました。一応始めと最後に2コマづつ送ったつもりだったのですが、3コマくらい送っておいたほうが確実なのかもしれません。
これだけ小さいと粒状性に十分気をつけて現像しなければならないですね。今回使った現像液はフジのSPDなのですが、ミクロファインとか使うべきだったかもしれません。この辺は超シロウトなもので…。
早速カットしてフィルムスキャナーにかけてみました。
ちなみにフィルムはミノパン400、スキャナーはMinolta Dimage Multi Proです。解像度4800dpiで読み取って、Web用には縮小しています。この解像度ですと、オリジナルの画像サイズは2200×1600程度になります。
朝の出勤時に道すがらノーファインダーで撮ってみました。歩きながらでも結構映るものですね。思いっきり傾いてるあたりが、いかにもスパイカメラで取りましたってな感じで好きです。
ついでに夜景にも挑戦してみました。
一部カンバンの文字をモザイク処理しています。陸橋の欄干にカメラを置いて、オートで撮ってみました。露光はおそらく0.5秒くらいだったと思います。フィルムを見ても結構しっかり露光していて、夜景でも結構使える測光をしてくれるのはうれしいですね。さすがに実績があるカメラです。
さて、初めてやったにしてはまあ良い出来なのかもしれませんが、課題も色々ありまして、やはり粒状性が良くないのは何とかしたいところです。現像液の選び方、現像時の攪拌のしかた、温度管理等々、色々改善点はありそうです。そもそもISO100のフィルムを使いたかったのですが、現在のところ入手できていません。
また、写真の端の部分がボケていますが、これはフィルムがカールしてしまい、スキャン時にフォーカスをあわせられていない状態です。これもガラスキャリアを使うとか、何とかしたいですね。
さて、とりあえずモノクロに関しては、こんな感じでなんとか使えそうな雰囲気になりましたが、カラーについてはフィルムの入手が難しく、また現像できるラボも限られているので悩み所です。と色々考えていたところ、”みのX”さんという方が、以前の記事のコメントとしてフィルムの入手や現像できるラボの情報等を教えてくださいました。こういったショップを使う事で、カラー現像も何とか出来そうな雰囲気になってきていますので、時期をみて試してみたいと思います。
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