TASCAM DR-100 導入 ~レビュー編~
さすがに、長文記事を1日に2つも書くと結構疲れますねぇ~。まあ最近はブログもサボリ気味だったし、たまには頑張るか。
というわけで入手したDR-100ですが、当初目的のアナログ音源のデジタル化より先に、まずは生録で使ってみることにしました。本体サイズは、見た目通りの大きさに加え、厚みも結構あり、安定感があります。手が小さい人には、片手で持ってのボタン操作は辛い場合があるかもしれません。また、重量はLiバッテリー+乾電池を入れるとズッシリですが、Liバッテリーだけであれば意外と軽いです。
早速持ち出して蝉の声や花火の爆音などを録音してみました。本当はこのブログで紹介する予定だったのですが、アップできるファイルサイズの上限が1MBのようで、掲載できません。Niftyさん100MBくらいまで拡張してくれませんかねぇ。
操作については、メニューから各種設定変更、そして録音ボタンで録音、再生ボタンで内容確認、QUICKボタンでタグや削除、といったシンプルなものです。私は取説をそれほど読まなくても済んでいます。
さて肝心の音質ですが、内蔵UNIマイクに関しては、非常にレンジが広く、また感度も十分ある上に大音量にも結構耐えてくれます。花火の10号玉が炸裂する大音響でも、クリップすることなく録音できました。この価格帯としてはとてもコストパフォーマンスが高いと思います。ただし、OMNIマイクのほうは、レンジが一段狭い上、ステレオ感が薄く、会議録音用などに限定されると思います。
ライン入力では、カタログスペック通りの良好なS/Nで録音することができます。96kHzでSACDを録音して、PC上でWaveSpectraなどで再生させてみると、SACD特有の30kHz以上が盛り上がる特性がしっかり確認できたので、高域のレンジも十分出ていそうです。レベル調整についても、よくあるUp/Downボタンでの調整ではなく、アナログボリュームが付いているので、連続的な音量調整ができるのはうれしいところです。何より、録音中にレベル調整で「カチカチ」と音を立てなくて済むのが精神衛生上良いと思います。
ポータブル機に重要なバッテリーの持ちですが、乾電池とLi-ion電池を併用することで、私の使い方では4~5時間は連続して使用できるため、全然問題ありません。イベント事の録音などでも、どちらかのバッテリーが入っている限り、途切れなく録音しつづけられるので、要所要所で電池を交換していけば対応可能と思います。ただし電池交換の音を入れたくなければ、外部マイクは必須かもしれません。また、他の方のレポートで、ファンタム電源をONにすると電池の消耗が激しいとのことです。ファンタム電源なマイクを利用する方は注意が必要ですね。
というわけで、ほとんど不満がない買い物でしたが、あえて改良点を言うとしたら、こんなとところかなぁというのを挙げてみたいと思います。
1.内蔵スピーカー
背面スイッチでOFFに出来るのですが、耳をスピーカーにつけると、OFFでもかすかにヒスノイズが聞こえます。アンプ自体の電源をOFFにすれば、電池の持ちもよくなるのでは?
2.USBからの電源供給
USBでPCに接続していると、本体機能が一切使えません。PCと接続しつつ、本体操作(録音とか)が出来ると便利かと。
3.本体マイクでノイズがまだ乗る?
ファームVer.1.02でノイズ対策が行われたようですが、私の個体では96kHz/24bitで内蔵マイクのゲインを大きくして録音すると、35kHz付近に、ピョコッピョコッと1秒間隔くらいにノイズが出ました。測定器で見ると分かる程度で、実用上は問題ないレベルですが。
4.電源を切ると設定がリセットされる?
バックライト輝度など、電源を切ったら再度設定しなおしになります。まあご愛嬌?
でも設定は覚えておいて欲しいなぁ。
というわけで色々と書きましたが、総合的には非常に良い、堅実に作られている製品だと思います。機会があれば、実際に録音した音源も紹介していきたいと思います。
<09/08/23追記>
色々と活用していますと、こんなところも直ったらいいなぁというところが出てきましたので追記しときます。TASCAMさん直してくれないかなぁ~。
5.たまに再生しないWAVファイルがある
再生性能がすこぶる良いので、過去に録音したWAVファイルをDR-100にコピーして聞いているのですが、どうやらWAVファイル中のdataチャンクサイズより実際のファイルサイズが小さい場合、エラーとして再生しないようですね。dataサイズを正しく直せばいいのですが、私の環境では間違っているファイルが結構ありました。WMPや、その他世の中のプレーヤーのように、ファイルサイズが小さい場合には、ファイルの終端まで再生、としてくれればいいのですが・・・。
6.メニューの項目と値の切り替え
メニューの各項目設定画面で、ダイヤルで項目選択してEnterを押すと、項目選択から設定値に移動しますが、もう一回Enterを押しても何もおきません。設定値でEnterを押すと、項目に戻ってくれると良いのですが。
まあ、色々書きましたが、録音再生に関しては申し分ない性能です。手放せないレコーダーとなりました。





余談ですが、どうにも気に入らないのが、VistaまたはXPでメイリオフォントを入れた場合に、数字の2が前のめりになったように表示されます。







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