受験生気分
先週は寒かったですね。体調がまだあまり回復していません。なんだ体がダルくて、火照る感じで、熱を測ると37℃をちょっと下回るくらいのビミョーな微熱な感じです。
さて、今週の日曜日は久しぶりに試験を受けてきました。情報処理試験です。いちおうコンピュータソフト業界で仕事をしている関係上、旧ソフトウェア開発者や高度技術者のネットワークスペシャリストなどは持っているのですが、今回はエンベデッド試験を受けてきました。勉強しようと思いつつ直前までやらないのは毎度の事なのですが、今回は仕事のほうが行き詰まっていたり、体調も悪かったりで、どうかなぁという感じ。まあ言い訳ですが。
しかし毎回思うのですが、高度試験は出題内容がちょっと曖昧なんです。試験終了後2chの掲示板なんかでも喧喧諤諤で議論していますが、どれも納得できそうな解答が色々と出てくる出てくる。IPAが試験終了後に解答を全て公開しないことからしても推察できますが、試験結果を見ながら解答を作っているんでしょう。結果として「常識的な」解答をする人が合格するんでしょうか。
急に話が大きくなりますが、今日本に求められているのは、確実に常識的な発想をする人より、斬新で新しい発想を提案し理解し合える人だと思うのです。それを考えると、今のような試験内容はどうかなぁと思ってしまいます。高度試験では他にアプリケーションエンジニアなんかも受験したことがありますが、午後はほとんど文章問題で、特に日本語の読解や論述に重点が置かれていて、参考書なんかを見ると、「論文は、いくつかのパターンを丸暗記したほうが楽」なんて書いてあったりもします。ワールドワイドなソフトウェア産業に立ち向かえる人材像とは繋がらない気がしています。
また、このような試験を苦労して取得しても、世の中では評価が低いようです。業務独占資格ではないので仕方ないのかもしれませんが、もっと資格の価値が上がるような施策をIPAもしていただきたいです。そのIPAですら、試験直後にWebサーバーが無応答という残念な状態。本当に日本の行く末が心配です。
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